「働く」ってなんですか? 働けなかった僕が働けるようになってからわかったこと
「働く」ってなんですか?
働けなかった僕が働けるようになってからわかったこと



1 :蛇女乃呪φ ★:2014/04/21(月) 12:37:07.25 ID:???
 ニートや引きこもりなど若年無業者の就職を支援するNPO法人
「育て上げネット」(東京都立川市、工藤啓理事長)が、
「『働く』ってなんですか? 働けなかった僕が働けるようになってからわかったこと」
(バリューブックス、税別1500円)を自費出版した。
過重労働や不登校などさまざまな理由から
働けなくなった若者6人が社会復帰するまでをインタビュー形式でまとめた。

 通学や就労、求職をしていない若者(15〜39歳)のニートは、
全国に約60万人いる。同NPOは生活改善や企業インターン、
就職支援などを就労基礎訓練プログラム「ジョブトレ」を開いており、
これまでに8000人以上が相談に訪れている。同書に登場する6人も
全員がジョブトレ利用者で、過重労働で退職後に精神疾患の診断を受けた女性や、
大学を中退して15年間引きこもりだった男性など。
現在はそれぞれ企業インターンや清掃会社勤務などの居場所を見つけた。

 清掃会社勤務の男性は、
「あのころ、『これからどうなるんだろう』という恐怖を後回しにするようにして
毎日生きていた」が、ジョブトレ後に仕事を得た今は
「自己肯定感を持てるようになった。今では『生きていてもいいのかな』と
思えるようになった」と本書内で語っている。

 同NPO広報担当の前川泰徳さんは「この本を通して、
ニートや引きこもりは特別な人がなるのではなく、
誰でもささいなきっかけで社会に出るのが難しくなることがわかる。
同じ悩みを抱える人や家族に手にとってもらい、立ち直るきっかけにしてほしい」と話している。

 出版費用の約70万円は、インターネットで賛同者から資金を
集めるクラウドファンディングで募り、2000冊を発行した。通販大手のアマゾンで購入できる。【垂水友里香】

http://mainichi.jp/feature/news/20140421mog00m040005000c.html

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